Vol.152 アメリカで初めての就業①

 明けましておめでとうございます。かなり久しぶりになってしまいましたが、これからもゆるーくブログを更新できたらと思うので、今年もよろしくお願いします。

さて、今回は私が初めてアメリカで働いた経験を、自分の備忘録目的も含めこちらに書いておこうと思います。在米約9年になりますが、実は今回初めてのアメリカ企業での雇用経験です。これまでプライベート日本語教師やフリーランスで翻訳などを在宅で小遣い稼ぎ程度にしていましたが、下の子がキンダーに入り、日中の時間がかなりできたので外に出て働いてみよう、ということに至った次第です。

アメリカでは秋ごろからホリデーシーズンの短期バイトの募集がたくさん出ます。まずはとりあえずやってみよう、と運転中にたまたまラジオで耳にした、地元の某ドール会社の配送センターでの募集に応募し、10月末から働き始めて先日無事シーズンを終えました。先に結論を言いますと、すごくいい社会勉強になった!いうのが1番の感想です。差別や嫌な思いもしなかったし、むしろみんな優しく、色んな人がいてアメリカ人に対する偏見?が払拭され、あまり考えずに飛び込んでみて良かったなという思いです。

私は日本に住んでた時倉庫やガテン系の仕事は経験がなかったし、もう若くもないのでずっと立ちっぱなしの職に応募するのは正直躊躇いがありました。しかしきっかけの一つは、YouTubeやSNSで私がフォローしている人達が肉体労働系のお仕事をしており密かに興味を持っていました。もう一つは日本での就業は主にオフィス系だったので、1日ほぼ座りっぱなしでパソコン作業の職種はやだなぁというのが何となくありました。だったらジム行く代わりにガテン系の仕事がいいかも!?と単純に考えたのが背景です。

イメージです


まず場所と状況を軽く説明します。私は中西部で都会でもない地域に住んでるのですが、うちから車で15分ほどの田舎にある倉庫で、Warehouse associateという基本肉体労働の職種です。中西部田舎なので日本人どころかアジア人もほぼいません。私は月〜金8:30〜14:30という子供達が学校に行っている間のちょうどいいシフトを選ぶことができました。そして幸運なことにそこまで重労働ではない部署配属となりました。ここは主に白人が多くアメリカの田舎という感じでした。しかし、どうやら全体で見ると従業員半数がヒスパニック系で、毎日の全体ミーティングでは英語の後にスペイン語通訳が続くし、色々な表示が英語・スペイン語表記という不思議な環境でした。普段そんなにヒスパニック系がたくさんいるという地域ではないので、こんなにいるのか、とびっくりしました。

初日はオリエンテーション(30人くらい?)が会議室で行われ、安全に関するビデオを見させられたり、ビザやIDを確認して書類記入といった作業でした。

その後倉庫内ツアーをしてそれぞれの配属に分かれるという感じでした。まず倉庫内に入るとベルトコンベアが至る所に通っており、それで箱が移動しており超非現実的空間!と思いました。2階に分かれており、一階は比較的うるさくて、フォークリフトが通っていたり安全ベストを着て作業するエリアです。

まさにこんな感じです


私はその日他2人と一緒に2階の部署に配属され、その中で1人はギフトラッピング、もう1人は人形にピアスを開ける、私はパッキング、とそれぞれ20年以上勤務のベテラン社員に託されたのでした。

実は私はラッピングとピアス楽しそうだな〜と何となく思っていたのですが、2人は最初からはっきりを意向を示していました。ここはさすがアメリカ、と思いました。私は2人の出方を見ていてぼやぼやしていたら残りのパッキングになってしまいこの時は深く後悔したのでした。(しかし今では、パッキング部門のこの上司と仲良くなれたのでこれはこれで良かったという思いです。)

に続く。


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