vol.86 Laundry soap DIY 我が家の洗濯事情

DIY laundry soap
 
 我が家ではここ2年以上洗濯洗剤をDIYしています。
ナチュラルライフスタイル系ブログを読んでいたら、簡単に作れるということで試してみたのがきっかけです。DIYレシピは主に二種類あり、液状と粉状がありました。作るのが簡単なのは液状なのですが、量が多くできてしまうので保存容器に困るのと、洗濯機に入れにくそうなテクスチャーなので私は粉状を愛用しています。
アメリカは市販の洗濯洗剤は液体状のものが多く、しかもたくさん入っていて容器が重いです。なので粉状の方が扱いやすいし、サッとスプーンで入れられるので好きです。

基本材料は

・固形石鹸 (私はIvoryを使用。お風呂の中でも浮くというキャッチコピーが有名なロングセラーの石鹸)
・ホウ砂 (Borax)
・洗濯ソーダ (Washing soda)

全て大抵のスーパーで揃います。
配合は色々なレシピを参考に試したのですが、今は
このIvory1個(もしくは他4.5oz固形石鹸)に対しホウ砂と洗濯ソーダを2カップずつの配合で落ち着いています。

一番面倒な作業は固形石鹸を粉状にすることです。
前はブレンダーで粉砕するか、チーズ削り器でおろしていましたが、それでもあまり細かくならずたまに溶けずに残るので困っていました。しかしある時ネットで裏技を発見しました。このIvoryという石鹸は電子レンジにかけると面白いほど膨らむのです。(下写真参照。)
そして膨らむと手でぽろぽろと崩しやくなります。

Ivory microwave

私はこの塊をブレンダーに入れ粉砕しています。
あとは配合どうりに混ぜるだけ。かなりミクロな粉状なのでマスクをして混ぜた方がいいです。

DIY laundry soap



簡単とは言っても買うのに比べると面倒なので、作るときは先ほどの配合の2倍量で作ります。液状タイプと違い水を使わないので、作り置きしても心配ありません。
私はズボラなので洗濯にこだわりはなく、色分けもせず家族全員のものを一気に洗います。今使っている洗濯機は必要最低限の機能しかないものなので、柔軟剤も入れないし(たまに気まぐれで代わりに酢を使うことがありますが。)洗えればいいやという感じです。
この洗濯洗剤を年に数回作るのみで、洗浄力も市販のものと大差ないし、合成洗剤のように色々入っていないので肌やお財布にも優しいかなと思っています。

そして洗ったあとですが、アメリカではほとんどの家庭で乾燥機を使うと思いますが、我が家ではここ2年ほど乾燥機なしの生活です。なので日本のように外干し、冬は外は極寒なので暖炉の部屋で干ししています。


春のある日の風景

エコだし、節約にもなるし、特に乾燥機なくてもいいやという感じになってきました。
確かに外に干すとなると洗濯は朝早めにしないとだし、中西部は風が吹くときはものすごい強風になりがち、そして雨が降りそうな日など出かける時は注意しなければいけません。その点、乾燥機があると日中夜選ばずいつでも洗濯ができるので便利ですけどね。
以前アリゾナの友人宅に泊まった時に洗濯をして、乾燥機がふさがっていたので外干ししたら洗濯物がものすごく早く乾きました。夫が友人に外に干したら年間かなりの節約になるよという話をしたら、彼は干すのが面倒だからお金払って便利な方がいいと言っていました。おそらく多くのアメリカ人はこの意識です。(外観を損ねるため外に干せないというところもあると思いますが。)
我が家は夏もクーラーほとんどつけないのですが、ちょっと暑い日は周りの家の室外機がガンガンに回っていてびっくりします。多分多くのアメリカ人はこのように環境への意識が低いです。。
車も、ハイブリッドはたまに見ますが電気自動車はほとんど見ません(まあ私が住んでいるのが田舎なのもありますが)。トランプ大統領がアメリカはパリ協定から脱退を決定しましたね。時代はさらに環境への配慮をすべきなのに、先進国であり、CO2排出量2位のアメリカがこうなってしまうとはとても残念です。

ちなみに写真の洗濯ロープは日本に行った時にニトリで買ったものです。これすごく重宝しておりオススメです!


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