vol.80 ロビンの巣復活!?


 我が家のポーチの下にあるロビンの巣、もう放置され誰もが興味を示さなくなっていました。前回の顛末はvol.47 鳥の巣と卵と懺悔をお読みください。

しかしある日、夫が庭の芝刈り中にカエルを轢いてしまったと言っていたので、次の日庭に出た時に恐る恐る見てみようとポーチの下付近を歩いていました。
そして、あっそういえば、と鳥の巣があったことを思い出して巣を見てみたら、なんとロビンが巣の中にいました。目が合って飛び去ってしまいましたが、見なかったふりをしてすぐその場を離れました。
忘れ去られたと思っていた巣がまた利用されていたのです!そして隙を見て、ポーチに上がって上からのぞいて見ると、前回3つしかなかった卵に一つ加わっているではないですか。

同じ親鳥なのか、それとも他のロビンが空き巣だと思って使い始めたのかわかりませんが、今度こそ構わないようにしなくては!と前回の失敗を無駄にせず、極力興味を示さない態度をとることにしました。
息子がまた見たい見たいと言いますが、静かにしないと卵が孵らないよと諭します。
ポーチに出ると、人間の足音を察するのかロビンはバサバサッと近くへ避難します。遠くへは行かず、見える範囲の木の上や電線にとまって様子を伺ってしばらくすると戻ってくるようです。

冒頭の写真もそうですが、以下に友達の家で見たロビンの巣の中の写真を撮ったので載せます。
うちと全く同じようにポーチの下にある巣で、ポーチの上から覗いたショットです。
はっきりとは分かりませんでしたが、雛が三匹いるようでした。


気配を察するのか、上から覗いていると大きな口を開けていたりしました。。初めて生で雛の餌を乞う姿を見た気がします。
口の大きさにびっくりです。なるほど、これなら餌丸呑みもうなづけますね。
それにしても羽がない鳥って不気味です。息子が恐竜大好きなので、卵を見ると恐竜を想像するみたいですが、当たらずも遠からず、鳥は恐竜の子孫。特に羽のないこのちょっぴりグロテスクな姿を見るとさらに納得です。

我が家の巣も雛が孵ったらこんな感じになるのかぁ、と想像が現実に近づいた気がしました。
決して可愛いとは言い難いけど、雛が大きくなって飛ぶ練習など見たいなあと思っていました。



しかし5月末頃から外が暑くなってからというもの、我々人間がポーチに出る機会が増えました。
息子は水鉄砲で遊ぶのが好きでしょっちゅう外に出ていました。夫もポーチのハンモックでくつろいだり、私もたまにアウトドアチェアーに座ったり。その度に親鳥はバサバサっと付近へ飛んで行ってしまいます。

そういった回数が増え、ある時気づいたらもう親鳥がいないことに気づきました。

ネットで調べてみると、卵が孵化するまでってかなり日数がかかるのですね。(種類にもよるけど、3週間くらい?)
元々あった卵は放置されてから結構日にちが経っていたし、親鳥ももう孵らないと諦めたのかも。。と思うことにしました。

一度は復活した巣でしたが、再び放置状態となり静かになってしまったのでした。


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