vol.63 高速で事故...不幸中の幸い。事故処理など諸々



   なんと。。先日夫が運転中事故に遭いました。しかもこないだ買ったばかりの車で。(この車についてはvol.50 Our Second Car アメリカで車を買うをご覧ください。)
車社会のアメリカでは大小合わせると事故に遭う確率というのはそれほど低くないのかもしれません。事故勃発から保険会社との交渉までの顛末を備忘録がてら書きたいと思います。
※私はこういった車事情日本でも疎いので、知識が浅く、表現・日本語訳など適切でないかもれません。どうかご承知の上お読み下さい。

高速でハイドロプレーン現象

その日は雨・嵐の天気で、夫は高速運転中にハイドロプレーニング現象にあったそうです(教習受けた人は習いますね)。ハンドルのコントロールがきかなくなり、回転して反対方向になったそう。そして後続車が激突したのでした。あとから詳細を聞いて想像したらゾッとしました。幸いにも夫を含め負傷者はおらず、車のみのダメージでした。ここは本当に感謝すべきところです。
夫は事故を起こした加害者で、その後続車は被害者となります。
警察に通報して到着後現場検証が行われます。その高速道路は時速70(112km)マイルが制限スピードですが(といっても普段はみんな80(128km)とかで走ってる。)、60で走行していたそう。警察にはその時の天候だったら50マイルくらいに減速すべきだった、と注意されたそうです。
そこはタイミングによっては玉突き事故になってただろうという交通量で、一台だけで済んだのも本当に運が良かったです。そして後続車で当たった車の運転手もいい人だったそうで、温厚に対応してくれたみたいでした。全てが不幸中の幸いということだったのでした。

余談ですが、夫が書類など書くためにパトカーの後部席に乗ったらしく、それを聞いた息子は羨ましがってました。。
無残に凹んだボディ


全損失?車引き渡し?不幸中の幸い

さて事故後1時間後ほどに保険会社に電話して事故処理が始まりました。とりあえず車はボディのダメージのみで運転はできる状態なので乗って帰れました。翌日ダメージの査定を受けに保険会社の施設へ。
そしてその翌日結果が来ました。"Total loss"という判定でした。運転はできる状態ではあるものの、ボディの凹みなど諸々の修理が車本体の市場価格を上回るからということです。手紙の文面では、その市場価格を補償しますとの内容。そして、新しい車を買う場合はお手伝いします的な文言もあります。なので、全体から察するに保険会社がこの車を買い取るという感じでした。夫はその場合どうするかなど考えており、現金をもらったらまた新しい車を買うのか?
それともやはり二台持ちは経費などかかるので一台に戻るか?その日はプチ家族会議になりました。
せっかく買った車だし、ナンバープレートなど他費用もかかっているので正直手放したくはないです。なので車をそのまま乗り続けたいという交渉をすることにしました。
電話でのやり取りでしたが、車はそのまま保持、ボディの凹みなど直すための費用をもらえることになりました。($3841!)
運転に影響するダメージではないので、すぐ直すか分かりませんがとりあえず現金が入ってくるのはありがたいです!
夫は車を買った時に払った値段がほぼ戻って来たと小躍り。交換条件で、次その車で事故を起こした時は相手の損害分の補償のみしか補償されないこととなりました。(自賠責のみということ?と理解しています。)なのでそのぶん月々の保険料は下がりました!
一時は二台目の車を失うかも、とヒヤヒヤしましたが、結果的にはいい方に転び良かったです。


トラックが郵便受けに激突

私は運よく今まで交通事故に遭ったことはありませんが、間接的に経験したことがあります。
去年の初冬、雪が降り始めた日の午前中に外でドーンという音がしました。ものすごい音だったので窓から見ると、なんとトラック(個人用の)がうちの郵便受けをなぎ倒して止まっていました。ちょっと側にあった標識も微妙に曲がっています。我が家は道路のカーブに近いので、おそらくそこでスリップしてうちの郵便受けにぶつかって止まったみたいでした。

奇跡的に写真が残っていたので載せてみました

私はどうしたらいいか分からず、あと雪で極寒なので外に出たくなくてしばらくただ見ていましたが、なかなかドライバーが出てきません。怪我しているんだろうか?とか色々憶測が浮かびましたが、とりあえず夫に電話することに。すると逃げられる前に早くナンバーの写真を撮れ!ということでした。
とりあえず外に出てトラックの後方から写メを撮りましたが、運転手を恐る恐る見ると、携帯で話していました。なので話しかけず、とにかく寒いので家の中に入ることに。
しばらくすると玄関のベルが鳴り、運転手(40代くらいの女性)が立っていました。

女性は事故の謝罪と、警察と保険会社には連絡しましたと言い、保険の代理人の連絡先を書いた紙をくれました。私はとにかく誰も怪我がなくて良かった、と伝えました。
そのあとすぐに今度は警察が来て、またそこに運転手もおり、一緒に玄関先で私の名前、連絡先など聞かれました。事故の対応なんて日本でも受けたことないので言われるがままでした。
とにかく、誠実な対応をしてくれたので良かったです。

その日の郵便物はどうしたらいいんだろう?と思い、壊れた郵便受けの上部分を置いておきました。
そしてうちは借家なので、管理会社に事故の経緯を連絡し、次の日には業者が来て勝手に新しい郵便受けを設置して帰りました。私は管理会社に運転手の保険代理人の連絡先をメールし、あとは双方のやりとりとなったかと思います。
夫は、今までの郵便受けは古かったので、新品になってラッキーと言っていました。

事故って、起こした当人もショックや混乱があると思うので、とりあえず誠意を見せて被害者に謝ったら個人の連絡先なども渡さず触れずプロフェッショナルに任せる方がいいのですね。アメリカは訴訟大国ですから、下手に何かして不利になってもよくないのかも、と考えました。
この件で、今まで考えたことなかったけど、ドライバーとしてもし自分が事故を起こした時まずどうしたらいいのかを真剣に考えさせられました。


ドライバーの皆さんへ

私は日本で事故など全く経験したことないのに、間接的ですが割と短期間に事故を経験しました。振り返れば、アメリカの車社会の側面を体験でき、社会勉強になり良かったと思います。それもこれも大事に至らなかったからこそ言えることですが。。

先日運転中に後方車にクラクションを鳴らされてかなり頭に来ました。(明らかに向こうのマナー違反。)しかし短気は損気、そういった状況でも冷静でいることが安全運転への道だと自分にも言い聞かせています。
いろんな状況に陥ると思いますが、まずは安全第一を優先してください。そして思いやりとマナーを。

日本でもアメリカでもどこでも、運転する方にはこれを読んでさらなる注意喚起になればと思います。

ランキング参加しています↓
 にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキング

この記事が気に入ったらシェアしていただけると嬉しいです⭐︎

↓下のボタンからお願いします。

コメント

  1. こんにちは。幾星霜から飛んで来ました。Lynnです。先ほどは、コメント欄閉鎖を教えてくださり、またコメントもつけてくださり、ありがとうございました。交通事故は嫌ですね。保険会社に任せるのが一番ですけど、しばらくはウツウツとした気分を引きずられるかと思いますが、お怪我がなくて本当に良かったです。
    コスメがお好きなんですね。うちの上娘みたいです。 (๑´∀`๑)

    返信削除
  2. Lynnさん
    コメントありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさいm(_ _)m
    娘さんコスメお好きなのですね!私はいい歳して。。ある意味コスメ中毒です(笑)
    あとは食べ物や日常のささやかなことを書いています♪よろしくお願いします〜

    返信削除

コメントを投稿