vol.43 DIY Kimchi 乳酸菌培養のススメ

DIY Kimchi


 vol.30 Lemon Syrupでも書きましたが、去年から発酵食品にはまっております。
きっかけは上の写真の近所の図書館で借りた料理本に載っていた“キムチ”を試したことでした。これを見てもどこがキムチなんだろう、と思いますよね?日本で売っている赤い白菜キムチとは様相が違います。水キムチなのかなとも思いましたが、レシピを見てもどうやら違うよう。ちなみに味も今まで食べたことがない漬物で、そこまで美味しくはないですが、私は意外と好きです。漬物大好きなのでそのままつまんだりしてます。
ちなみにご飯には合わないです。

作るまでは億劫なのですが、野菜・乳酸菌摂取って健康と美容に大事ですよね。漬物なら一挙両得です。そんなわけで野菜が安くなった時期など気が向くと作っています。そして私はあまりならないのですが、これは絶対便秘にいいと思います。
ちなみにスーパーで売っている漬物やピクルスなどは短期間で製造されているものが多いので、乳酸菌はあまり期待できないそうです。

基本は冒頭の本のレシピのRuby Kimchiを参考にしていますが、材料など毎回適当に変えています。(詳しい作り方を見たい方は上の写真をクリックして拡大して読んでください。)
以下写真で今回私が作った工程を紹介します。
①キャベツとラディッシュを切って塩水につける。本では2時間とかいてあります。(ぬるま湯約1L:塩大さじ3)

野菜が多すぎたので上が浸かりきりませんでした。。


②水を切ったらみじん切りしたニンニクと生姜を混ぜる。切った水も別に取っておきます。
見えませんが唐辛子も入れました

消毒した瓶にぎゅうぎゅうを詰めていき、野菜が全部水分に浸かるようにして、足りなければ塩水を足す。
DIY Kimchi
大きめメイソンジャーがないので普通の瓶にしました
④直射日光が当たらないところに置いて、1日一回蓋を開ける。
このレシピ本では特別な装置を使っていたのですが、普通の瓶の場合こうすることによって二酸化炭素を逃すらしいです。
これを読んでぬか床はなぜ毎日かき混ぜないといけないのか理解できました。
発酵が進むと瓶を動かすと小さな泡が出てくるので、乳酸菌が増えたんだな、と観察するのも面白いのです。菌が増えていくのがなんだか愛おしいです。

DIY Kimchi
3日ほど経ったところ。ラディッシュの色がかなり出ています
 基本的な発酵日数は3から7日と書いてあり、季節や気候によります。私は味見して酸っぱさがちょっと出たくらいで発酵終了とします。今回は5日ほどで発酵させたあと冷蔵庫に入れて保管。
完成。ちょっと色がやばそうに見えますね

正直最初の味見は毒味の気分です

初めてこのキムチを作った後にザワークラウト作りにもしばらくハマりました。昔はザワークラウトってキャベツの酢漬けかと思っていましたが、材料はキャベツと塩のみ。酸っぱさは発酵によるもので、原理はこのキムチと同じです。
しかしそのまま食べるには味がそこまで好みではなく、やはり私は生姜とニンニクが入ったアジアっぽい味付けの方が好きです。

昔の人の知恵ってすごいですよね。見えない菌の働きを利用するとは。乳酸菌バンザイ!

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