vol.67 おばあちゃんの匂い Airspunルースパウダー

 
Coty Airspun

  海外で流行っているベーキングというメイク法。なんとなく知ってはいましたが、自分はやらないだろうなと遠巻きに見ていました。 

ベイキングとは。。料理するbakeからきており、目の下や鼻などコンシーラーなどを塗った部分にパウダーを厚めに乗せて、“ベイク”する。馴染んだら余分な粉を振り落とす。こうすることによりコンシーラーがヨレずに、皮脂でテカることもなく化粧持ちが長くなるそう。

ここで使うパウダーとして粒子の細かいルースなものを使うのですが、Youtuberたちが色々紹介しています。私はベーキングはしないにしても、リッキドファンデのセット用に使うのに細かいパウダーが欲しいなと思っており、ハイエンドではなくドラッグストア系でないかなあと探していました。(vol.3 貧乏性〜reuseのススメ〜で紹介しましたが、持っていたエルフのHDパウダーが無残にも割れまして、それからは適当に持っているフェイスパウダーを使い回していたのです。)
それでCotyというメーカーのAirspunというパウダーがハイエンドのものにも負けないくらい良い!という最近のレビュー動画をたくさん見つけて、ウォールマートで売っているとのことで早速買いました。

ベーキングの詳しいやり方は下の動画をご覧ください。Airspunの動画を色々見ていて見つけました。最近の動画ではないですがこちらを見て、さらにAirspunにしようとなぜか背中を押されました。

おっさんがメイクをしているちょっと衝撃的な絵面ですが、変わりよう(隠しよう?)は見事!
興味ない方はAirspunが登場するのは8:25あたりからなので飛んでください。
彼の粉をブラシではたく手つきや、散らばった粉をはらう姿は豪快の一言。Tシャツにも粉がめっちゃ飛んでます(笑)



ベーキングはもともとドラッグクイーンやプロのメイクアップアーティストには昔から使われていた技法みたいなので納得ですね。それにしてもメイクの力って本当にすごい!


Coty Airspun

Coty Airspun

実際のAirspunを使ったみた感想ですが。。
まず第一印象としておばあちゃんのおしろいの匂いがすごいです!蓋を開けると匂いがプンプンします。
パッケージにも書いてありますがSince 1935、つまりもう80年以上も売っているロングセラー商品なんですね。
買う前にウォールマートのサイトのレビューを読んでいたら、“10代の頃から使っていてもう60年愛用してます”というようなのを読んでなんだかほっこりしました。
化粧品も技術が進んで新しいものが出ますが、私はこういう古き良い長年愛用される商品も好きです。この香りは強い香料が苦手な人には向かないと思いますが、私はわりかし好きですね。

付属で付いてくるスポンジもなんだか変わった感じです。指を入れるところもなく、コットンの実をそのまま成形したイメージ。ないよりはいいですが、これは使わなそう。

粉はやはりかなり細かいです。この細かさが滑らか肌を作るのにいいのでしょうが、その難点として上記動画でもあったように飛び散ることが挙げられます。この理由から私はルースよりもプレスされた方が好みなのですが、それはしょうがないですね。(プレスは壊れる可能性もあるので。。)

値段は近所のウォールマートで$5.97だったのですが、65g入っておりかなり大容量です。Made in Chinaなのが気になりますが、そこは値段を考えて目を瞑りましょう。80年前は国内で生産していたに違いないと思いますが。。(ちなみに後から知ったのですが Cotyはフランスのメーカーみたいです!そして昔は日本でも売っていたそう。)
エアスパン

実際はもっとカラーバリエーションがあるようですが、私が行ったウォールマートでは3色のみでした。
Honey Beige、 Translucent Extra CoverageとNaturally Neutral。前2者は外から見るにピンクがかっていたので後者を選びました。Patrick Starrr(上の動画の人)が使っているのはTranslucentのものだったので迷いましたが、extra coverageってなんか重そうだなあと思い避けました。

私はトランスルーセントパウダーについて知りたかったので、ちょっと調べてみましたが未だにはっきりした定義がわかっていません。。
トランスルーセント(Translucent)は半透明という意味です
なのでトランスルーセントパウダーというのは大抵は色のないもののことらしく、細かい粒子で光を拡散して毛穴を目立たなくする効果があったり、皮脂を吸収してテカリを抑えたりの効果があるそう。
このAirspunのTranslucent extra coverageはパウダーが真っ白ではなくピンクがかっています。そしてよくベーキングで使われる有名なBen Nyeのバナナパウダーと呼ばれる商品も、バナナと言うだけあって黄色がかっています。色がないパウダーのことじゃないのか?と思っていましたが、白ではないものが多い気がします。
まあ色がある・ないにしても、半透明とはいっても、肌につけると多少は白くなるので、ファンデーションの色そのままが出るというわけではないんだなという感じです。


ベイキングやってみた

ベイキングはしないとは言いつつも、せっかくパウダーがあるので物は試し、やってみました。
普段目の下や鼻にはコンシーラー塗らないので厚塗り感満載です。
でもたしかに皮脂となじんでくると肌の表面はすごく滑らかに見えていい感じ。私は普段鼻周りなどテカりやすいのですが、化粧持ちが長いのも確かです!
ただ目元の小じわが際立っているような。。
ベイキング
散らばっている髪の毛は気にしないでください。。

遠目では分からないし、あまり近くで人に見られることもないので気にしなければいいですが、私は気になってしまいました。このシワの強調は10歳くらい老けて見えます。。
素人の私のやり方が悪いのかもしれませんが、ベイキングは向かないなと思いました。

とりあえずリキッドファンデのセットに使うにはとてもいい感じ。夏は軽いパウダーがいいし、皮脂も吸収してテカリを防ぐので活躍すること期待大です。




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